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大腿ヘルニア、女性に多いって?
大腿ヘルニアってご存知ですか。ヘルニアにもいろいろ種類があるんですが、この大腿ヘルニアは、ソケイヘルニアとよく似ているようなんですが、医学的には全く違う病気のようなんですよね。ところで、大腿ヘルニアの発生率って、全ヘルニアの5%位を占めるようなんです。そして、この大腿ヘルニアは、ソケイヘルニア等と違って、84%は女性に起こっているようなんです。症状は、ソケイ部のふくらみや腸閉塞のようですね。高齢の女性で腸閉塞を認めた場合には、この大腿ヘルニアが原因のひとつに考えられるほどのようなんですね。この大腿ヘルニアって、大腿輪と言う足の神経や血管が通る穴から腸がはみ出る症状で、出産を経験した50代の女性に多く見られる脱腸なんですね。原因としては、女性特有の骨盤の大きさや妊娠、出産による大腿輪の拡大などがあるようです。
この大腿ヘルニアって、自覚症状は少ないようなんですが、ヘルニアカントンになりやすい特徴があるようなんです。ですから、しっかりとした注意が必要のようですね。ヘルニアカントンって言うのは、脱出した腸管や臓器が腹腔内に戻らずに、循環障害を起こした症状を言うんですが、万が一、ふくらみが戻らなくなったら、腹圧が掛からないようにして、出来るだけ早く専門医の診察を受けられて下さいね。大腿ヘルニアって、特に、カントンになり易いって特徴があるようですが、それって、腸管の壊死を起こしやすい、って言う事のようなので、くれぐれもご注意下さいね。大腿ヘルニアの治療なんですが、これはソケイヘルニア同じ様に補強材を使っての手術でヘルニアを塞ぐようなんですね。又、中高年の女性に多いヘルニアには白線ヘルニアって言うのもあるんですよね。脱腸は辛い症状です。くれぐれもお大事になさって下さい!
子供に多いでべそってヘルニア?
子供に多くみられるでべそなんですが、でべそってヘルニアなんでしょうか。チョッと調べてみたんですが、でべそって、二つの症状に分けられるようです。先ず、本来、陥没している部分が陥没しないで、逆に突出している事が有るのが、専門用語ですと臍突出症と呼ばれている、つまり”でべそ”なんですね。このでべそは、瘢痕組織だけで皮膚が押し上げられ、へそが突出した症状なんですが、一方、腹腔内の胃や腸等が、皮膚や腹膜に包まれた形で脱出しているものが”臍ヘルニア”と呼ばれるもののようです。
へそって言うのは、臍帯が腹腔内から体外に出る部分は、臍輪と呼ばれているんですが、その臍輪は、硬い線維からなっていて、臍帯の周囲をしっかりと輪状にとりまいているようです。それによって、腹腔内の胃や腸が体外に飛び出ないように維持しているようなんですね。 先天性のでべその場合は、殆どが小児期に正常の陥没したへそとなるようですね。赤ちゃんなどのでべその場合は、ほぼ一歳位で自然に治るようですね。でも、でべそ一歳を過ぎても治らないようであれば、担当医にご相談なさって下さいね。でも、一見、でべそが治ったようでも、臍輪は薄く脆弱の為、成人になって、女性の場合は妊娠や、又、肥満等が原因で腹腔内圧が上昇すると、臍ヘルニアを発症する事があるようなんですね。成人の例では、腹腔内圧上昇の原因が無くなっても、でべそが改善されずに、ヘルニアが残存する場合もあるようです。治療方は、でべそと臍ヘルニアでは、手術方法が違っているようです。又、保険も適応されるようですが、でべその手術方法によって異なるようですので、ご確認下さいね。くれぐれもお大事に!
腹壁瘢痕ヘルニアって手術後に発症?
腹壁瘢痕ヘルニアって、あまり聞いた事がないんですが、どのような症状なんでしょうか。ヘルニアって、”脱出する”という意味なんですが、腹壁等に異常な隙間が有り、その隙間から内臓が飛び出した症状を言うんです。多くの症状は、腹壁が袋状にくびれ出て、その中に内臓等、特に、腸が入り込む事が多いので脱腸と言われているんです。
ヘルニアは、生まれつきこうした腹壁等に異常な隙間が有る場合と、お産や手術の後、又は、高齢者になって筋肉が衰えて痩せた後等に起こる場合があるんです。脱腸、つまりヘルニアの起こる部位ですが、鼠径(ソケイ)部と言われる腿の付け根付近、これには鼠径(ソケイ)ヘルニアと大腿ヘルニアがあります。臍(ヘソ)の部分に発症するのが臍ヘルニアです。これは、普通出ベソと言われているものなんですね。
手術後に発症する事があるのが、この腹壁瘢痕ヘルニアなんですね。この腹壁瘢痕ヘルニアは、開腹手術後等にお腹の一部分が膨れた状態になるんです。腹部の手術をする場合、皮膚や皮下組織や腹壁等を切り、手術が終わればそれらを縫い合わせますが、手術後に、傷が化膿したり、元々、筋膜が弱かったりすると筋膜のくっつきが悪くなり、その隙間から腹腔内の脂肪や腸の一部が出て膨らんでしまうんです。この症状が腹壁瘢痕ヘルニアなんですね。
その腹壁瘢痕ヘルニアの治療としては、開いている隙間が小さい場合は、単純に縫い寄せれば良いんですが、その処置だけでは再発の可能性がある場合は、その補強の為、人工のメッシュ膜や体の他の部分から採取した膜を、更に貼りつける場合もあるようなんです。単純に寄せる事が出来ない場合には、当然、これらの膜を使用して治療するようになります。いずれにしても、これらの処置は担当医師の判断によるんですよね。術後の対策ですが、腹壁瘢痕ヘルニアの手術後は、退院しても、ヘルニアの再発を防ぐ為に、6ヶ月位は腹帯等の着用で、患部を保護した方が良いようですね。腹壁瘢痕ヘルニア、くれぐれもご注意を、そして、お大事になさって下さい。
ネタ元 http://www.kobe-ekisaikai.or.jp/ekisaki/new&topi/topi-24.html
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ソケイヘルニアって脱腸のこと?
ソケイ(鼠径)って言うのは、太腿の付け根の部分を言うんです。それに、ヘルニアって言うのは、体の組織が正しい位置からはみ出した状態の事を言うんです。ソケイ(鼠径)ヘルニアと言うのは、お腹の中に、本来有るはずの腹膜や腸の一部が、多くの場合、ソケイ部の筋膜の間から皮膚の下に出てくる病気なんです。一般にはご存知の、”脱腸”と呼ばれている病気なんですよね。
ソケイ部には、お腹と外をつなぐ筒状の管で、ソケイ管と言うのが有るんですが、加齢によって筋膜が衰えてくると、このソケイ管の入り口が緩んでくるんです。その為、お腹に力を入れた時等には、筋膜が緩んで出来た入り口の隙間から腹膜が出てくるようになり、次第に、袋状に伸びて脱出してしまうんです。
脱腸が出始めの頃は、立った時とかお腹に力を入れた時に、ソケイ部の皮膚の下に腹膜や腸の一部等が出てきて、柔らかいふくらみが出来るんですが、普通は指で押さえると引っ込んでしまいます。ソケイ部に何かヌルッと出てくる感じがあって、それがお腹の中から腸が脱出してくるので”脱腸”と呼ばれているんです。
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